当院の検査機器・システム紹介
equipment
X線撮影、MRI検査のため御来院の方へ
当院の検査機器
X線検査(第1X線撮影室、第2X線撮影室)
患者さんが安心して検査を受けていただけるような雰囲気の検査室です。フィルムを使用しない最新のX線検査装置のため、より短時間で撮影および診察室での説明が可能です。また関節の不自由の方でも検査しやすいよう自動昇降式のベッドを備えています。
第1X線撮影室、第2X線撮影室ともにFPD(フラットパネルディテクタ)を備えており撮影した画像を瞬時に確認ができ、さらに被曝線量を大幅に減少しております。
MRI検査
先進的なオープンMRI検査機器を用いて検査を行っています。
旧来の狭い筒に入るタイプのMRIでは閉所恐怖症の方には検査が困難でしたが、患者さんへのストレスも少なく検査が出来ます。
MRIは磁気を利用して体の内部を検査できます。この検査はX線を使用しないため、身体には無害とされています。
CT(コンピュータ断層撮影装置)検査
X線を利用して人体の輪切り画像を撮影する装置で、撮影した画像をコンピュータで立体的な画像に再構成し画像診断に用います。 マルチスライスCTでは体軸方向に並ぶ複数の検出器を備え、1回転で複数のデータを収集することができます。これにより、より詳細な立体画像の表現が可能になり、より正確な手術計画が可能となり確実な手術が可能となります。 短時間で撮影できるため、乳幼児や高齢者、重篤患者さんの画像も鮮明に撮影することができます。 また、X線防護機構を備えており、患者さんの体への負担を最小限に抑えています。
超音波(エコー)検査
「見る聴診器」とも呼ばれる超音波診断装置は、超音波を体外から当てることによって、臓器や組織の境界で反射する性質を利用し、返ってきた反射波を受信して画像として再構成して映すことで、その状況を見ることができる装置です。
心臓などの動きをモニターで観察でき、バリウムなどを飲む必要もなく、X線被曝の心配や苦痛がまったくなく安全に検査を受けていただけます。しびれなどもございません。
当院ではこの検査機器を使って、手術合併症である深部静脈血栓症(エコノミー症候群)の早期発見を行い、安心安全な治療を目指しています。
骨密度検査
DEXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)は、高低2種類のX線を主に腰椎、大腿骨頸部などに照射して、その透過度をコンピュータで解析し、骨量を単位面積で割った値を「骨密度」として算出します。検査時間は短時間で、誤差が小さく、放射線の被曝量も少ないので、安全性に優れるというメリットがあります。
DEXA法は現在、骨量測定における標準的な検査法として重視され、骨粗しょう症の精密検査や治療の経過観察、また骨折リスクの予測において非常に有用とされています。『骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン』(骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン作成委員会)でも、DEXA法を用いた計測が推奨されています。
当院の画像診断システム
診断精度が高い画像
従来のようにフィルムを使用せずモニターで画像を見ることが出来ます。そのため病変部の拡大や画像の調整が容易に行うことが出来ます。待ち時間の短縮に加え、フィルムよりも高画質のため今まで判断が困難であった小さな骨片や微細な病変部も、より詳しく表示ができ、精度の高い診断が可能となります。
過去の画像も瞬時に画面に表示できます
画像診断システムと電子カルテが連動しているため、患者さんの過去に撮影された画像が瞬時に表示することが出来ます。そのため病気の変化などの比較も容易に行うことが出来て、より詳しい診断が可能となります。
画像システムより人工関節の計画を行います
画像診断システムと人工関節手術の計画ソフトが連動しているため、撮影したレントゲン画像より正確に人工関節の計画を行うことが出来ます。これにより、正確で確実な手術を行うことが出来ます。