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MIS人工股関節手術の皮膚切開方法

従来の人工股関節手術では後側方進入法(図2)の様に、お尻の後ろ側から手術を行うことが一般的でした。この展開方法はより広く股関節が見え手術しやすい利点がありますが、筋肉や腱を大きく切離しなければならず、術後の筋力回復に時間がかかります。

最近、筋肉の切離を出来る限り小さくして手術を行う方法として前方・前側方進入法が行なわれています。この方法は股関節前方の筋肉の間から手術を行い、小さな傷(7-10㎝程度)で筋肉を傷めずに手術を行うことが出来ます。痛み・脱臼も少なく、回復が早い利点がありますが、手術技術を要するという問題点もあります。

その他、出来る限り筋肉・腱の切離を少なくした後側方進入法など患者さんの変形程度・足を伸ばす量などから切開方法を決定しています。